SSD対策まとめ

前回の復習をかねて、箇条書き的にまとめた。

項目変更内容
規定のTEMP(TMP)フォルダ移動
マイドキュメント等移動
ページングファイル無し
システムの復元オフ
Windowsの自動更新無効
ファイル(検索)インデックスオフ
ディスクの書き込みキャッシュ無効
自動デフラグ無効
Prefetch機能無効
ブラウザのキャッシュ(一時)ファイル先移動
OS仮想メモリ移動(変更)
インデックスの保存先移動
FLASHのキャッシュ先移動
※注意:FLASHキャッシュ先を移動させるとFLASH再生時に不具合(再生が途中で止まるなど)が発生する場合がある。
調べ中だったものを含め、主要ブラウザのキャッシュ先の移動方法についてまとめた。
ブラウザ 操作 操作項目
IE9 インターネットオプション 閲覧の履歴
>インターネット一時ファイル
>フォルダーの移動
>(移動先フォルダーを指定)
Firefox9 about:config browser.cache.disk.parent_directory
>(無ければ"文字列"を新規作成)
>(値に移動先を指定)
Chrome ショートカット ショートカットの"リンク先"に引数を渡す
...\chrome.exe --disk-cache-dir="(任意のフォルダ)"
Safari シンボリックリンク作成 Cache.dbを任意フォルダーにコピー
>元Cache.dbをリネーム(退避)
>コマンド
 mklink 移動先PATH 移動元PATH
Webpage Previewsもシンボリック作成
>移動先フォルダー作成
>移動元フォルダをリネーム(退避)
>コマンド
 mklink /d 移動先フォルダPATH 移動元フォルダPATH
Opera opera:config
#UserPrefs|CacheDirectory4
値のテキストボックスに、移動先PATHを入力
>「保存」ボタンをクリック
Operaを再起動
FLASH シンボリックリンク作成 キャッシュ元を削除
 >rd /s "C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Macromedia\Flash Player"
 >シンボリックリンク(ジャンクション)を作る
 mklink /j "C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Macromedia\Flash Player" (移動先PATH)

補足:Safariのユーザーフォルダー
 C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Apple Computer\Safari
 Webpage Previewsフォルダーは上記PATH配下にある。

SafariOperaについて追加したのだが、Safariコマンドプロンプトでコマンド実行しないといけないのが難義な点だ。
間違えて実行すると多くはエラーで返ってくると思うが、間違ったままシンボリックリンクが通ってしまうと厄介なことになるので慣れない方は注意されたい。
またSafariの場合、Cache.dbをコピーしてからリンクを張る以外に、画像データ等を保存するWebpage Previewsも移動させておく必要がある。しかもフォルダーに対してシンボリックリンクを張る必要がある。
PC環境に寄るがキャッシュ先を変更することでブラウザ動作が若干レスポンスが悪くなることもあるようだ。私個人はSATA2-HDDを指定させているが1拍遅い詰まった感じはあるものの苦になるような印象は無い。気になるならRAMディスクを使うか、SSDの消耗率を犠牲にしてキャッシュ先を移動しないか何れかだろう。

(追記)
追加1.OS仮想メモリー先の変更
 コントロール パネル\すべてのコントロール パネル項目\システム
 >システムの詳細設定
 >システムのプロパティ:詳細設定:パフォーマンス:設定
 >パフォーマンスオプション:仮想メモリ:変更
 >仮想メモリ:各ドライブのページングファイルサイズ
 >Cドライブ →ページングファイルなし →設定ボタン
 >(移動先ドライブ) →システム管理サイズ →設定ボタン
 >OKボタン →再起動

追加2.インデックスの場所の変更
 コントロール パネル\すべてのコントロール パネル項目\パフォーマンスの情報とツール
 >インデックスのオプションの調整
 >詳細設定
 >インデックスの場所:新しい場所:新しい場所の選択
 >移動先のPATH
 >OKボタンを押下
 >再起動
(注意点)
キャッシュやTMP先フォルダは他のHDDを指定しても良いが、RAMディスクを指定するのが推奨。RAMは安くなったので搭載できる限り積んだほうが良いと思う。